カメラ

何かを感じなくしたり、考えたりしなくするのは比較的簡単で、ただ単純に特定の行動に狂ったほど傾注すればよい。
さすれば、一日の大半は、瞬く間に過ぎていく。
問題は、コンビニに向かう道中であったり、目の疲れであったり、ドラマの中の煙草であったりする。
東京の夜は、監視カメラで常に見られている気分にさせる。