初内定

 今日初内定を貰った。正直落ちたと思ったコンサル会社からの内定やったから、驚きいた。電話で連絡がある場合、僕は、人事部の方の一言目で合否がわかると自負していた。受かっていれば、人事の方の声も明るいからだ。でも、今回かかってきた時の人事の方のトーンは低く、声を聞いた瞬間に落ちたと確信していた。


「先日は面接お疲れ様です。」「お疲れ様です」あーこのトーンは確実に落ちたわ。


「早速ですが、中村さんの選考結果ですが・・・」お、心の準備はもうとっくにできてますぜ。


「・・・」何でそこ溜めるん?そこひと思いに。


「合格です」「まじっすか!!」


といった按配だ。最終面接で相手をしてもらった社長によると、素直で、感性が鋭いらしい。素直ではないことは自覚しているけれど、感性が鋭いといわれたのは初めてやったから、純粋に嬉しかった。


これで、落ち着いて、本命に絞れると思う。そして、僕の人生プランも、1.新聞記者で疲弊しきる。2.コンサル会社で働きながら、執筆活動。二足のわらじで疲弊しきる。3.大学院進学、研究開発職につき、陰鬱さと女性の少なさに疲弊しきる。の3パターンになったわけや。実に明るい未来が待っている。嬉しすぎて、今宵は自棄酒じゃ。