2008-02-01から1ヶ月間の記事一覧

続・中国製冷凍ギョーザ

中国製冷凍ギョーザから毒物が検出された問題で、日中の捜査機関が対立している。JTの冷凍食品の売り上げは昨年2月と比較して、9割減少した。中国製の冷凍食品に対する消費者の厳しい対応だ。 この事件を契機に日本の食品がいかに海外に依存しているか、い…

国のない男

カートヴォネガットの最後の著作となったエッセイ、「国のない男」を読んだ。彼のこれまでの哲学や持論が惜しみなく盛り込まれている。 その中でも、印象に残った言葉は、シェイクスピアのハムレットについて言及した文章で、ヴォネガットはこう言った。 「…

不遜な面接官

今日受けた会社の面接官は不遜極まりない態度だった。あまりに傲慢過ぎて、面接のことを忘却して、いかに早口で話して、面接官の無能さ理解度の低さを嘲笑するかに徹してしまった。 まず、1対3の面接だったのだが、面接官は開口一番「君達はまだ学生だから…

タイタンの妖女

カート・ヴォネガット著のタイタンの妖女を読んだ。僕が高校のときの、爆笑問題が作家を招いてトークを繰り広げる番組「爆笑問題のススメ」の最終回で太田が推薦した本だ。太田は番組で、太宰治の人間失格、宮沢賢治の銀河鉄道の夜、そして、カートヴォネガ…

続・最高のオナニーを求めて

毎日毎日考えている。就職のこと。というか、これから何がしたいのか。 昨日は、コンサルティング会社の面談で、社員さんが、うちのビジネスは、企業の人、組織の問題にまともに向かい合い、解決することで、企業の生産力をあげるものとおっしゃった。通常の…

無意識と意識

いつの間にか、ネクタイは一回で締められるようになり、履きなれた革靴で、ペタンペタン歩くようになった。 前は靴のかかとが磨り減らないように、意識していたのに。 スーツを着た人々は、均一的な口調で、適切なやりがいを語る。 そこに感情の発露はない。…

スーツとセーター

ふと思い立ったのだが、最近2種類の服しか着ていない。常にスーツかセーターだ。就職活動で街に出ているときは、スーツで、それ以外は、セーター。僕は意外とこのストレートとチェンジアップの関係が好きだ。普段スーツで窮屈な思いをしている分、セーター…

日航機、滑走路への誤進入

最近航空会社の不祥事が頻発している。関西空港では、空港を24時間化し、離発着回数を大幅に増加しようとしている。政府のアジアオープンスカイ構想もある。しかし、利を求めすぎて、航空会社、政府ともに最も根本的な部分を、ないがしろにしているのではな…

テスト終了

テストが終わった。今回のテストで、自分は二足のわらじを履けないのではという疑惑が確信に変わった。テストと就職活動を両立できなかった。今回はいつもに増してテスト勉強に対する意欲が沸かなかった。どちらかというと就職活動というか就職またはそこか…

具体性

昨日は、久しぶりにサークルの友達と会った。何故か自分は、いつも暇だと思われている。他の人が「忙しい」と言うと「ああ、そうか」となるのに、自分が「忙しい」と言うと、「まあ、ええやん、遊ぼうや」となるのだ。それはそれで嬉しいのだけど、僕は忙し…

ウンコにはウンコを

MBSの第二次選考の結果、見事に不合格でした。テレビ局の面接で、「テレビは見ません」と言ったのだから、分かってはいたけれど、正直さを買ってくれないかと消しゴムのかすぐらいの期待は抱いていた。そこで、これから方針展開しようと思う。これまでは…

最高のオナニーを求めて

昨日書ききれなかった、朝日新聞ベテラン記者の話。 その方は、18年記者をやられている方で、気さくな方だった。端的にその方がおっしゃったことをまとめると、「記者なんて、自己満足で、でも、面白い」ということらしい。その言葉を聞いて、今まで残ってい…

集団行動について

今日は、産経新聞の説明会に行き、その後に、朝日新聞のベテラン記者の方と話をさせていただいた。ジャーナリズムまみれの一日だった。 産経の社風を一言で表せば自由闊達だ。志やアイディアさえあれば、どんどん新規事業に着手したり、書きたい記事が書ける…

コンサル3次面接

コンサルティング会社の3次面接に行ってきた。面接の感触をつかみたくて、練習として受けたのだが、順調に選考が進んでいる。正直、最終面接の一歩手前となると、厳しい面接だった。個人面接で45分間なのだが、質問内容も厳しかった。 「あなたが組織に求め…

薬害肝炎

共同通信のエントリーシートの作文課題が「和解」と判明した。おそらく、薬害肝炎訴訟の和解について記述しなければいけないのだが、なかなか難しい。5年にも及ぶ、訴訟から、どんな普遍的な教訓を見出せるのか。 薬害肝炎訴訟は、出産時や入院時の血液製剤…

墓地と竹内浩三

家の近くを散歩していたら、墓地があって、枝と幹だけの桜の木、しかし、威厳のある桜の木が佇んでいたので、中に入ってみた。 中に入って驚いたのが、墓の多さだ。住宅と住宅の間隙にある素っ気ない墓地かと思っていたのに、奥行きがあり、おおよそコンビニ…

橋本知事

踏み出す勇気以上に継続する勇気が肝心だと思う。 何か偉業を達するためには、まず現状を打破する勇気と、その改められた状況をどう維持していくか、そこが肝心であるということだ。例えば、大阪府の橋本知事は、子どもが笑顔になる町を公約に府知事選を勝ち…

暫定税率

ガソリン国会と銘打たれるほど今年度の国会は、暫定税率の延長の是非が焦点となっている。その中でも、特にメディアで報じられているのが、道路特定財源を確保するためのガソリン税を継続するか否かだ。さらに、最近では、道路特定財源の一般財源化にまで議…

池澤夏樹について

池澤夏樹ほど、書くという使命を敢行しようとしている作者を僕は知らない。彼は、著書「静かな大地」では、アイヌの文明、生活が本土からの開拓によって喪失していく過程を描いた。アイヌが持つ慣習、規範がどれだけ現世で有効であるかを、失われていくこと…

CO2

今、世界中で注目されている、C02排出権取引について。EUは既に各国にCO2排出削減目標を割り当て、その各国が自国の各企業にさらに細分化して割り当てるという制度を確立している。これにより、企業は、削減努力を自発的に行い、仮に削減目標量以上…

冷凍ギョーザ

世間では、あるいは少なくとも新聞紙上では、ギョーザの話題で持ち切りだ。中国の天洋食品が加工した、冷凍ギョーザから有機リン系殺虫剤のメタミドホスが検出された。実際に千葉市と兵庫県高砂市の家族が被害にあっている。 各紙を読み比べてみると面白い。…

あらたにす

日経、朝日、読売の共同運営サイト「あらたにす」が開設した。社説や一面、社会面などのトップ記事を比較できるらしい。記事をクリックすると、実際にPDF化された紙面が、拡大して読めたりするのだと期待していたが、そうは甘くなかった。リンク元の各社…

彼岸先生

島田雅彦著「彼岸先生」を読んだ。夏目漱石著「こころ」のパロディーで、小説家の先生が、嘘つきのプロとして、誰にも本心をさらけ出すことなく、次々に女性と関係を持っていくが、やがて、膨大な量の日記を残し、狂言自殺する話。この先生の本心とは、虚無…

会社説明会

最近、思索に耽りすぎている。就活のこと、学業のこと、社会のこと、人間関係のこと、文学のこと。こんなに一度に考えるべきことがあると、さすがに10年間サッカーを継続して培ってきた忍耐力やストイックさを以ってしても、歯が立たない。頭がパンクする。 …