2008-01-01から1年間の記事一覧

宇宙の長ーい歴史

相変わらずな、研究室での研究。今年度はベスト地味ーニスト受賞間違いなしな年末を送っている。とはいえ、地味な作業がやっと実を結び、そろそろ憎たらしいロボットもちゃんとした成果をあげそうな予感。何をするにしても、地道な努力なくして成功はありえ…

飛行機が怖くなくなった

そんなに多くするつもりはなかったのだが,ついつい調子に乗ってあれよあれよと契約してまい,家庭教師のバイトを週3日でやっている。まだ初めて1ヶ月だから,遅刻しないように気をつけて、早めに学校や家を出るようにしている。すると、遅刻しないことは…

時間よそんなに急がないでおくれ

最近は,ロボットいじりと家庭教師のバイトの繰り返しで,単調な生活が続いている.外からの刺激というのがほとんどない.ちょっと前にサークルの友達に連れて行ってもらったバーのマスターが言っていたのだが,年をとると時間が経つのが早いという.50過…

モラトリアム

モラトリアム。大学に入ってから特に意識するようになった言葉だ。自由な時間を持て余し、自分がどの方向に向かって進んでいるのか見失う時期。他人とは何か違う才能があると盲信していながら、何も特筆すべき行動していないし、何の結果も残せていない時期…

銀河鉄道の夜

家庭教師のバイトにで、最近は自転車で30分かけて生徒の自宅まで通ってる。終わると夜の11時。寒さが身に沁み、再び自転車に乗るのがはばかられる。そんな時に夜空を見上げると、オリオン座や北極星が美しく輝いている。すると、冷えたグラスにビールを…

空には月が

仮に命が永遠だとしたら何をするか? とりあえずいつでも行ける大学には行かなくなるだろう。 バイトして、金をためて、世界を見尽くすか。 アトムのようなロボット開発に没入し続けるのか。 世界文学全集を読破するか。 それとも、なにもかもに飽きてしまう…

すばる

先日、機械工学専攻学生と企業との技術交流会なるものに強制的に参加させたれた。要は、就活イベントのようなもの。メーカーに研究者として就職するのか、また、文章を書く仕事に就くのか決めかねている自分にとっては、あまり気乗りしないイベントだった。…

農耕民族

人間には、2種類のタイプがいると思っている。農耕民族と狩猟民族。前者は、安定を求めて堅実に生活を送るタイプ。例えば一流大学に進学し、受験戦争から解放された反動から、アルバイトと遊びに傾倒し、4年間を送る。就職活動は、学歴というお墨付きをも…

あまりにもさんざんな

あまりにもさんざんな毎日を送ってきた。大学院進学に向けての勉強、体調の悪化、精神の崩壊・・・。腐ったバナナみたいに本当に救いようのない状態が数ヶ月続いた。まだまだ万全ではないが、体調のことは棚上げして、とにかく精神的には文章を書ける状態ま…

ブログ再開

ブログを再開します.ここ最近勉強に明け暮れているのであるが,といっても,明け暮れているのは自分の意志なのであるが,こうも遮二無二むにゃむにゃしていると,本来の目的とか計画とかもっぱら無視して,不動の大木に向かって猪突猛進してしいるような気…

そして,何者でもなくなった.

そして,何者でもなくなった.まあ,もともと何者でもなかったのだけど. 想像を絶する苦悶の末,僕は大学院に行くことに決めた. 一部始終は以下の通り.「長期的に考えると新聞社の方が良いんじゃないか」と僕の頭.「今,大学院に行きたいのなら行ったら…

はあ。

相変わらず、進路に迷う日々。頭の中の2本のあみだくじが、スタートしたのは、約1ヶ月前。脳味噌のしわを這う鉛筆はいつになったらゴールにたどり着くのだろうか。そろそろ、鉛筆の芯がなくなりそうだ。考えることを放棄できたら、どれだけ楽か。理系研究…

迷い

おかしな話かもしれんけど、読売新聞か大学院で迷っている。何故かと言うと、新聞社の内定を貰った時に、素直に喜べなかったからだ。半年間努力して、対策した辛さが報われたというよりも、新聞記者の多忙さ、辛さが急に、よく振ったコーラを開けたようにど…

能登と新潟中越沖

能登半島地震、新潟中越沖地震で顕在化した課題、事実などを鑑みてみる。 まず、能登半島地震では、新潟中越沖地震の教訓が生かされた。それは、避難所などで、保健師が中心となり、被災者がエコノミークラス症候群にかかるのを防ぐため、手軽な体操などを実…

災害本

共同と読売の筆記試験通過の連絡。共同の次ぎの面接は、東京。4月に入って本格的に新聞社の採用が始まった。研究室も決定し、念願の医療ロボットを研究できることとなった。これまで、順風満帆かと思いきや、先日 新聞記者を目指す友人からの電話。「もう帰…

斜め

東京に行ったり行かんかったり、面接ドタキャンしたりせんかったり、「あと30分寝ても5分で準備をしたら、ギリギリやけど、面接に間に合うな、よし寝よう」と、5分で準備ができるわけがないという矛盾を、意図的に無視して睡眠欲を満たしたりとかして、…

エントリー完了

怒涛の新聞社エントリーラッシュが一段落した。もう2社出さないといけないが、まあ3社書いたので、おぼろげながら志望動機や自己PRの輪郭はできてきた。 ここ4日間は、新聞を読む暇が無いほど、思案、推敲した。正直疲れた。 自己防衛のために、今日大…

エントリー地獄

ああ、あと2行も何を書けというのだ。ああ、8割方埋めた時点で、誤字を発見、修正液を使うか、書き直しか。ああ、どうも、「思いました」を連発しているから、表現を変えなければ。 エントリーシートが、こんなにも過酷な作業とは。社会と自分との接点作り…

ぶらり横丁

サークルの引退日。徹夜明けで、梅田まで原稿を届けに行った。そして、その帰りに3、4人で何となく入った立ち食いうどん屋。もうこうやって飯を食うのは、最後になるのかな。そんなことを思いつつも、徹夜明けの頭では、気の利いた話題も思いつかず、黙々…

続々・減災・被災地の現状

メディアの報道を見た減災・被災地の現状。 減災や被災地の報道は、阪神淡路大震災の1月17日に集中している。その中で、いくつか今後の課題と感じたことがある。減災、震災の2つの観点で整理してみる。まず、減災について。減災で今一番課題となっている…

続・減災・被災地の現状

昨日に引き続き現地を見て感じたこと。 能登半島には2度行った。1度は、震災直後、2度目は、震災から9ヶ月後。1度目の訪問の時は、やはり、悲惨な状況だった。街では、雨漏りを防ぐため、ブルーシートのかかった家々が軒を連ねている。歩いてみると、柱が…

減災・被災者の現状

減災・被災者の現状。自分の目で見てきたこと。 能登半島地震を契機に、減災に取り組む学生、教授、被災者、被災地を見てきた。僕は頭の中で整理することが苦手なので、書いて整理することにする。 まず、学生や教授の取り組みについて。僕は学生や教授らの…

既視感の恐怖

今日は内定を貰った会社に呼び出され、今後のスケジュールを教えていただいた。就職活動の終了と入社の意思が固まった時点で、契約書を交わすらしい。その後入社前研修やら内定式やら新入社員研修があるらしい。昨日は、今日の夕方まで腹が減らないぐらい酒…

初内定

今日初内定を貰った。正直落ちたと思ったコンサル会社からの内定やったから、驚きいた。電話で連絡がある場合、僕は、人事部の方の一言目で合否がわかると自負していた。受かっていれば、人事の方の声も明るいからだ。でも、今回かかってきた時の人事の方の…

頭の中がカユいんだ

中島らもの「頭の中がカユいんだ」を読んだ。らも曰くノン・ノンフィクションという新ジャンルらしい。ノン・ノンフィクションだから、結局はフィクションじゃないかと思いきや、読んでみると中島らもの意図していることがわかった。本書は、中島らもの実体…

最終面接

今日はコンサル会社の最終面接でした。 社長と一対一の面接で、一時間でした。緊張していたものの、思っていることを正直に言おうと思い望みました。 しかし、伝えたいことを冒頭で言ったことで気分が軽くなり、その後は終始舞い上がってしまい、何故か笑い…

続・中国製冷凍ギョーザ

中国製冷凍ギョーザから毒物が検出された問題で、日中の捜査機関が対立している。JTの冷凍食品の売り上げは昨年2月と比較して、9割減少した。中国製の冷凍食品に対する消費者の厳しい対応だ。 この事件を契機に日本の食品がいかに海外に依存しているか、い…

国のない男

カートヴォネガットの最後の著作となったエッセイ、「国のない男」を読んだ。彼のこれまでの哲学や持論が惜しみなく盛り込まれている。 その中でも、印象に残った言葉は、シェイクスピアのハムレットについて言及した文章で、ヴォネガットはこう言った。 「…

不遜な面接官

今日受けた会社の面接官は不遜極まりない態度だった。あまりに傲慢過ぎて、面接のことを忘却して、いかに早口で話して、面接官の無能さ理解度の低さを嘲笑するかに徹してしまった。 まず、1対3の面接だったのだが、面接官は開口一番「君達はまだ学生だから…

タイタンの妖女

カート・ヴォネガット著のタイタンの妖女を読んだ。僕が高校のときの、爆笑問題が作家を招いてトークを繰り広げる番組「爆笑問題のススメ」の最終回で太田が推薦した本だ。太田は番組で、太宰治の人間失格、宮沢賢治の銀河鉄道の夜、そして、カートヴォネガ…