送別会

今日は、研究室の送別会があった。4月から、新たな環境で、働き始める先輩らを見送った。先輩らは、ただ働くだけでなく、ステップアップとしてであったり、先の目標を見据えて働くと語っていた。おそらく人一倍努力して、今後も生活していくのだろう。そんな先輩らを見送りながら、自分も頑張ろうと思った。もう退路は絶たれている。後は全力で前に進むのみ。自分の目標を達成するために、努力する。自分のできる限りの全力を尽くす。それは、新聞を読むこと、面接の練習をすること、自己分析をすること、作文の練習をすること、志望動機を簡潔にインパクトがあるように話せること、疲れをためずに毎日を過ごすこと、やるべきことは、山ほどある。今は、新聞社に入社するために、あらゆる努力をしよう。自己鍛錬を続ける尊敬すべき先輩が言った言葉。「There is a will,There is a way」、「意志を持てば、道は拓かれる」。自分の気持ちの持ち方で、やれることは無数にある。特にこれからは、何をするにしても、自己責任で行動しなければならない。新聞社に受からなかったとしたら、それからの時間で何をするのか。固い意志を持って、毎日一歩ずつ前進していこう。あらゆる手段を講じてみよう。
ということで、飲み会が終わった後もこうやって、パソコンに向かっているわけだ。今日は、依然として、志望理由に不安があるので、志望理由を面接で聞かれた時に簡潔にインパクトがあるように話せるようにしておこうと思う。
やはり、去年と違い今思うことは、新聞記事を書くことで、人の役に立ちたい。特に社会的弱者の役に立ちたいと思う。弱者が抱える問題を、社会に伝えることで、社会的な関心が高まり、新たな制度、支援策ができ、結果として弱者の役に立つようなことがしていきたい。特に弱者は、社会に訴える術を持たない場合が多い。その時に役立てるのが新聞であり、メディアであると思う。
そう思ったきっかけは、やはり、能登半島地震被災地の仮設住宅を取材していて思った。自宅が一部損壊では、十分な支援を受けられないこと、長い仮設住宅暮らしで、体を悪くする被災者が多いことなど、震災をきっかけにして、経済的にも身体的にも苦しい状況に立たされている被災者が多い。しかし、被災者は、「支援される側だから、負い目があって不満は言えない」と言っていた。震災は、交通事故と違い原因者負担がない。だからこそ、行政の支援が必要であると思ったし、被災者の声を伝えることで、新たな制度、支援策ができるのではないかと思った。そして、そういう風に社会的弱者の声を伝えることで、社会の役に立っていきたいと思った。これが、今の素直な心境である。